Vol.7(2020年11月号)

根っこから育てる「自然栽培」

理想や夢を自分一人のもので終わらせない

「自然栽培を貫くっていう自分との約束を守ってきたことが、今の自分につながっとる。ひたむきにうごきつづければ結果は変わっていくし、理解してくれる人がどこかにおるはず」。
就農して一人で作業から販売までをこなす生活は想像を超える過酷さだった。農業の経験も知識もない中で自然栽培に挑戦し続け、3年目にようやく収穫までこぎつけた。首藤さんは今自然栽培の先に、地域を作る農業を目指している。